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英検で言えば、3級から準2級合格レベルの生徒が集まっております。このレベルに達していなくとも、インターナショナルスクールでの入学を考えており、学業的な成功を収めたいと考えているならば、ここからついていけるように努力すべきであると考えます。入学してからは、このコースで行っている英語レベル以上のことを求められますので。
入塾者を学年で制限していませんが、小学校5年生から中学2年生くらいまでの生徒がほとんどを占めております。それ以上の学年となるとこのコースより上のBコースから始める生徒が多くなります。
文法クラスでは、主に高校受験用に勉強するような文法項目(比較級、現在完了系、関係代名詞、受動態、など)をプリゼンテーション形式で学んでいきます。どの週に何をやるかは、月々のスケジュールで発表されます。
読解&聞き取り用のクラスでは、ネイティブの小学校4年生から5年生の間で行うレベルの読解問題、及び英検で言えば準二級ていどのレベルの文章を講師が詳しく説明しながら学んでいき、聞き取りは会話を中心とした練習問題をこなしていきます。
ライティングのクラスでは、この段階ではまだ型にはまった論文形式ではなく、「アイデア」を出して、「その理由」を英語で書けるようになることを念頭に、段階的に作文が完成するように指導しております。英作文はいきなり書こうとするとまず何も書けない、という状態になってしまうことが多く、とりあえず「自分の意見」を出させて、「なぜそう思うのか」をはっきりさせてから、そのままそれを英語にするように指導しております。
英検で言えば、二級合格者か、それに近い実力を持っている生徒が集まっております。この段階にいる生徒は、真面目に取り組めばインターでもやっていける実力をそこそこ持っている生徒であったり、「先生の言っていることがまったく分からない」レベルからは抜けている生徒であります。
小学生なども一緒のクラスに入っていることもありますが、大体中学2年生くらいから高校一年生くらいまでの生徒がこのクラスを占めております。
文法は毎回ある文法項目に沿ったセンター試験レベルの問題を20問程度解き、解答と解説の上で、読解やリスニングを行います。読解は短めのTOEFL以下のレベルの文章を講師が説明をした上で問題を解いていきます。リスニングはTOEFL以下のレベルで比較的簡易なものを使用し、問題を解いていきます。読解もリスニングも、英検二級レベルかそれよりも少し難しい程度のものを使います。
ライティングの授業は、この段階では簡単な論文形式を学びます。複雑な構成を持つ(反駁内容を入れるなど)論文ではなく、型に当てはめてその通りに構成できるように書いていきます。論理的展開も甘さが残ってもこの段階では良しとして、とりあえず構成に沿ってそこそこの量が時間内に書けるように訓練します。
年齢的層は広いが、インター経験が一年以上か又は英検二級合格者、あるいはそれ以上の実力があるか、学年的に急いでTOEFL受験を勧められる場合の生徒(詳しくは「TOEFLについて」を参照)などに対して受講が勧められる。
文法に関しては、SATにおける間違い探しの問題15問を解き、解答・解説後、TOEFLレベルに近い読解やリスニングを解説を交えた後で問題を解いていきます。SAT文法というと、難しいというイメージがつきものですが、パターンを把握することで正答率がかなり上がり、さらにこの間違い探しはかなりライティングにおいて自らの文法の間違いに気づくのに役立てることが可能なのでこの授業で採用しています(詳しくは「SATについて」を参照)。全てのクラスにおいて、50問にも及ぶ語彙テストが毎回あります。
プレTOEFL生徒用のライティングクラスでは、本格的に書く準備をするため、TOEFLのように厳しく時間制限をかけませんが、それなりに形が整っていることとある程度の反駁内容が入っていることも要します。
プレTOEFL生徒用のスピーキングでは、まだTOEFLの生徒たちのように流暢には喋れないが、TOEFLのスピーキングに形式に慣れておきたい生徒が集まっており、内容も時間制限などをゆるくした形でスピーキングの練習を行っています。
リーディング:真剣に考え、頭の整理をつけるようにしないと、実力は伸びていきません。語彙の量ももちろんですが、数々の生徒が「山のように」問題をこなしたのにスコアが伸びないと嘆きます。曖昧なところを飛ばしたり、似たような言葉を使っているからと安易な解答をしてしまったり、解説を聞いて納得したから頭が良くなったと勘違いしてしまったり、と様々な原因があると思いますが、GENIIでは「意味を曖昧にしない」と「真剣に考える」を大事にし、誤解答の数だけ教え生徒にある特定の基準点に届くまで何度でも見直しをやらせ、日の最後の授業の時は大幅に延長してでもとことん考えさせます。
リスニング:ネイティブの講師が、聞いた内容を詳しく説明しながら勧めます。TOEFLレベルの教材を使用し、リスニングの終了後も、ネイティブ講師のスピードの速いリスニング解説を聞き、クラス中ほぼ集中を切らさずについてくることで、リスニングの忍耐力を養っていきます。更に、少々簡単だと思われる教材の場合は、1.1~1.3倍速までリスニングスピードをあげ、本番で余裕でメモを取り聞けるように工夫をしております。
スピーキング:クラスの人数制限が4人と少なめなので、週に5日クラスがあります。時間制限内に「話をまとめあげること」と「具体的に語る」能力などが要され、ある程度パターン化されているため数種のテンプレートを使いますが、最終的にはテンプレート無しで要約などができるように(「TOEFLについて」で解説)練習していきます。
インテグレーテッドライティング:読んで聞いて書くタイプのライティング用の講座です。リスニングの力が要され、リスニングのポイントを正確に掴む訓練を要されます。ある程度まではテンプレートで対応できますが、テンプレートに頼らない部分と頼る部分を場合によって正確に見極めていくため、経験を積む必要もあります。
インディペンデントライティング:課題を与えられてエッセイを書いていきますが、多面的思考と論理的展開を要されるTOEFLライティングでは、まずアイデアに説得力があるのかということと、レベルの高い構文を使用することが求められます。授業ではみんなで互いのエッセイを見直していきながら、講師が一つ一つ展開の甘い点や構文の正しい使い方をアドバイスし、思考を深めていきながら、互いの文法を盗みあい、実力を高めていきます。
リーディング:確実な理解の上で進めるため、本番の時間制限で授業は行わず、よく考えた上での解答をし、解説していきます。時間制限のある問題は模擬試験を行いますので、そちらのほうで行います。とにかく、最も点数が取りにくいセクションなので、語彙を増やすことはもちろん、自習の時間も多く割きながら高得点を狙っていきます。
文法:ある程度パターン化されているので、ある程度までのスコアなら量をこなし、解説を聞くことでできるようになってきます。そこからさらに高得点となると、非常に微妙なニュアンスの文の意味を正確に捉え、その上で勘違いを起こしやすいような表現に気をつけて正解を導き出さなくてはいけません。一テスト分の問題をこなし、詳しく解説していきます。
数学:日本の数学カリキュラムの基準から考えると、内容的にそれほど難しくはないのですが、それでも満点を取ろうとする場合に「思わぬミス」が入ることがあるのと、ある程度は慣れないと高得点に結びつかない場合があります。授業では2セクション分を行い、解説していきます。
ライティング:TOEFLインディペンデントライティングのクラスと平行して行います。ライティングの高得点取得の書き方がSATとTOEFLでは異なりますが、それを生徒に理解してもらい、練習していきます。