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SATとは、Scholastic Aptitude Testの略で、アメリカのセンター試験のようなものです。アメリカの大学へ進学する際は、地元の人間ならほぼ必須で出願時にスコアの提出を求められ、そこそこのレベルの大学ならインター生でもスコアの提出を求められます(ただし、IBで代用できるところもあります。IBに関してはまた別ページで説明させていただいております。)。ただ、一年に何度も受験が可能であるということ(タイでは現在、1月、3月、6月、10月、11月、12月の、一年に6回行われています)と、共通統一試験であるSAT Reasoning Test と場合によっては提出を求められないSAT Subject Testに分かれているところが、日本のセンター試験とは異なる特徴です。
SATそのものは、日本での受験を考えているならばほとんどの大学では不要となっておりますが、東大や慶應などといった一流の大学を目指すのであれば、TOEFLと同様に、まずなくてはならない書類の一つ、となっております。IBを取得している生徒はSATを取らずとも上記のような大学へ出願して書類選考を抜けることは可能ですが、近年どちらが有利に働くとも言えず、一流大学を目指すのであればSATでも点数を持っていたほうがよいのでは、と思われる方も少なくありません。GENIIでは、主にSATを教えていますので、合格実績に出ている生徒の多くはIBを取得していませんが、近年ではIBをやりながらSATも勉強するという生徒も増えてきました。
Reasoning TestとSubject Testの違い
現在のSATは下記のような構成となっています。
問題数は、セクション1が52問(長文5つ)、セクション2が44問(長文における文法ミスを正していく形式で長文は4つ)、セクション3が20問(電卓を使わない形式)、セクション4が38問(電卓を使わない形式)
セクション1と2を合わせて800点で満点、セクション3と4を合わせて800点で満点、ということで合計1600点満点と計算されます。
エッセイは1600点満点のスコアとは関係なく、独自に採点されます(24点満点)。大学によってはエッセイのスコアを提示することを義務づけているので、場合によっては受験が必要となります。
その他、各セクション毎の特徴は、下に載せることとします。
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